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ベリーアットホームな観光農園 

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1番最初に無くなるのは、いつも水色の絵の具でした。ライターげんです。

身体に良いというブルーベリーを堪能することができる農園があると聞き、菊川市へ。
JR東海道線「菊川駅」から車で30分、『ブルーベリーの郷』にやって来ました。

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▲ 「ようこそぉ」と言いそうな石像

恐竜(?)が口をポッカリ開けてお出迎え。

ブルーベリーの郷では、ブルーベリーの収穫だけではなく、ジャム作りやバーベキュー、釣り、ブルーベリーの
スイーツを食べることができたりと、色々な体験ができるらしく、とても楽しそう。

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▲ 西下真理子さんと青島智香子さん(左から)

中へ入ると、とても明るく元気にお2人が迎えてくれました。

ブルーベリーが愛しくて仕方がないという真理子さんと、
いつも違う歌を歌って娘を起こすを起こすというロマンチストな智香子さん。

ちなみに、2人は姉妹(真理子さんが妹、智香子さんが姉)で、農園を切り盛りする柱でもあります。
そんな真理子さんと智香子さんが、農園の中を案内してくれました。

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▲ あちこちに実るブルーベリー

ブルーベリーの郷は平成元年に創業。
最初は真理子さんのお母さん、西下はつ代さんと真理子さんの2人3脚で始めた農園で、ブルーベリーの
知識もなければ資本もないという状況からのスタートでした。

もともと老後は農業を営みたいと考えていた、はつ代さん。
農業雑誌を見ていて、女性でも育てやすいブルーベリーを目にした時、「これだ!」と思ったそうです。
そうして開園したのが『ブルーベリーの郷』。
はつ代さんは、ブルドーザーのように、これと決めたら突き進んでいく存在だと
娘である真理子さんは言います。

「私達はブルーベリー栽培の知識もありませんでしたし、当時はブルーベリー自体の認知度が低く、誘客に
とても苦労しました。」と真理子さん。
それでも何とか手探りでブルーベリーの栽培方法や集客方法を模索していくうちに、
お客さんや手伝ってくれる人が増えてきて、活気ある農園になりました。

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▲ 色とりどりのブルーベリーの実

4,000平方メートル(東京ドームの約1/3)の面積がある農園には、約40種類のブルーベリーが実っています。
時間制限がないので、開園から閉園までゆっくりと摘み取り食べることができますよ。

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▲ じゃじゃーん!

なんとなく後ろを振り返ると、ブルーベリーを目の部分に持ち上げてメガネを作って構えていた智香子さん。
あまりにも不意を突かれ、大笑い。
もし後ろを振り向かなかったらどうしていたんだろうかと思って、また笑う一同。

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▲ 藍宝茶(らんぽうちゃ)

農園を回って汗をかいたので、休憩にしました。
藍宝茶というブルーベリーの葉を使った珍しいお茶を発見したので、飲んでみると、
うん、スッキリしていて飲みやすい!

「このお茶は開園当初からある商品です。昔、社長(西下ハツ代さん)が交流会でラズベリー茶の話を聞いていた時、
ふとブルーベリーでもお茶が作れるのではと思い、いきなりブルーベリーの葉を煎って作り出したのが、このお茶です。」
と真理子さん。

この他にも、ブルーベリーパスタやブルーベリーサワー等、ブルーベリーを使ったグルメが売店にあります。
採るだけではなく、食べたり飲んだりしても楽しめます!

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▲ 作っても楽しめる!

休憩を終え、今度はブルーベリーのジャム作りに挑戦します。

ブルーベリーを鍋の中へ入れて、果汁が出るまである程度ゴロゴロ混ぜます。
この時、実をつぶさないようにするのがポイント。
ジャムになった時、実があったほうが食感がよくなるんですよ。

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▲ ひと思いに入れる

砂糖とペクチンを合わせたものを、鍋の中へ入れます。
後は先程と同じように、実をゴロゴロさせていきます。

「ジャムを作る時に注意することってありますか?」と聞いてみると、
「とにかく愛情、愛情! 愛情がないと、おいしくならないよ!」と真理子さん。

愛情を込めて、ひたすら混ぜ合わせます。

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▲ できました!

ある程度とろみがつき、ついにジャムが完成しました。
舐めてみると、すごく甘い!
もしや、溢れるばかりの愛情を込めすぎたか?!

「作ったばかりのものはすごく甘いけれど、冷めていくとちょうど良い甘さになるから大丈夫だよ。」と真理子さん。
パンに塗れば、とてもおいしく食べられそうです。

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▲ ジャム作り (700円)

作ったジャムは、瓶に詰めて持って帰ることができます。
これで、寂しい私の1人暮らしの朝食も、優雅なものとなりますね!


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▲ 温かなひと時

とにかくアットホームな雰囲気の農園。
飛び交うボケと突っ込みに終始笑わされてしまいます。

「日本一ステキな農園を目指しますよ。自分がそれでいいと思えるような農園にしたいですね。
そして、死ぬまでここで働かせてもらうことが私の夢です。」と 真理子さん。

「(ブルーベリーの)オフシーズンでも、バーベキューを楽しんだり、釣りを楽しんだりできます。
手軽に来れる田舎として、オフシーズンにもぜひ来てもらいたいです。」と智香子さん。

自然豊かな農園でゆったりと1日楽しめる、ブルーベリーの郷。
次に行く時は、ブルーベリーパスタを食べようかな、と思うライターげんでした。

 

※この記事は、2013年7月に公開しました

ブルーベリーの郷
所在地 : 菊川市川上1099

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連絡先 : 0537-73-6636
定休日 : 9月~5月は木曜、6月~8月は無休
営業時間 : 9:00~16:00
入園料 : 6月中旬~8月(ハイシーズン) 大人1000円、子ども500円(3歳以下は無料)
※体験する内容等で入園料が変わります。詳しくはホームページをご覧ください。
駐車場 : 20台
URL : http://www.blueberryogasa.com/

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