皆さん、こんにちは! 学生時代、怖~いスポットを深夜一人で回っていた、ライターげんです。
浜松市天竜区役所から車で約10分。遠鉄バス停留所「不動尊前」から徒歩で約35分。
『青谷鍾乳洞(あおやしょうにゅうどう)』に行ってきました。
静岡県では竜ケ岩洞や鷲沢風穴が有名ですが、「青谷鍾乳洞」は初めて聞きました。
それだけに気になり・・・もしかして穴場なのかも。
取材当日は晴れ晴れとしていて、シャツ1枚でちょどいいくらいの夏日でした。
区役所の方から「実はこの近辺に滝があって、そこからハイキングコースになっているんですよ。」
と教えてもらいました。
自動車でここまで来ることもできますが、景色を楽しみながらハイキングコースを歩いてみるのも良いと思います。
ついに青谷鍾乳洞の入口に到着。(写真上)
たまらないですね、この雰囲気。
案内板には、ハイキングコースのスタート地点から徒歩20分とありましたが、私の感覚では徒歩約30分くらい。
全長約60m、広さは7~8坪。奈良時代末期には確認されている鍾乳洞だそうです。
懐中電灯を持参しなくても楽しめます。
カバーをパカっと開けて、レバーを下へ下ろし、鍾乳洞内のライトを点けます。(上写真)
電気の点けっぱなしには注意してくださいね。
帰るときにはレバーを上げて、必ず電気を消してから帰りましょう。
遊びに来ている方がいらっしゃいました。
お話を伺うと、お孫さんがよくこの鍾乳洞に遊びに来ているとのこと。
子ども時代、近所にこんな所があったら遊び場になりそうですね。
いよいよ鍾乳洞の中へ。
中に入るとびっくり。 外の気温とはまったく違って、とても涼しい。
クーラーの効いた部屋のようです。
ハイキングコースを歩いた後に、この涼しさを体感するというのも、楽しみ方のひとつですね。
薄暗さが雰囲気を盛り上げます。
また、洞窟内では水が滴り落ち、地面が濡れて滑りやすくなっているので注意が必要。
テンション上がりすぎて怪我をしないように気をつけて歩きましょう。
そう言う私はちょっと滑りました。
先ほどの方のお話によりますと、そのお孫さんはヘルメットを用意してここへ来るそうです。
たしかに、滑る可能性もありますし、頭上に注意しなければならない所もありますので、ヘルメットを被ったほうがいいですね。
こちらが「神像」と呼ばれるものです。
自然にできた石像ですが、まるで仏様のように見えますよね。
この神像にお願いをすると、病が平癒する。という言い伝えがあるそうです。
「健康で長生きできますように。」とお祈りする一行。(もちろん私も一緒に)
お願いしている最中に邪念なんか一切生じていませんよ。
これで今年も安泰です。
全長約60mと短い鍾乳洞ですが、30分じっくり見てまわりました。
天井にいるコウモリや落ちてくる水滴に驚かされたり、鍾乳洞に着くまでの「本当にこの道で合ってるの?」
というドキドキ感が最高でした。
規模が小さいため、 竜ケ岩洞と比べると穴場になっているのかなと思います。
さながらファンタジーゲーム で魔物を倒しに洞窟に入る冒険者という気分でした。
このワクワク・ドキドキする感じがクセになりそうです。
ちなみにご一緒した方の話によりますと、霊感のある方がこの洞窟に入ると、神像のほかに観音様が見
えるのだそうです。
未知との境目、また好奇心がそそられます。
しずふぁん!!メンバーで不思議スポット巡りに行きたいな!
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.※この記事は、2013年5月に公開しました
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『青谷不動の滝』・『青谷鍾乳洞(小堀谷鍾乳洞)』
所在地 : 静岡県浜松市天竜区青谷
(遠鉄バス停留所『不動尊前』すぐ)
定休日 : 無休
問合せ先 : 053-922-0033 (天竜区役所まちづくり推進課)
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