一生に一度はスイートルームに泊まって街の夜景を見てみたい。
こんにちは、野望はたくさん持っているライターげんです。
浜松の顔といえば福市長でもある出世大名家康くんですよね。
家康くんが遂に、浜松のホテルへ進出を果たしたという情報を入手しました。
早速真相を確かめるべく、JR『浜松駅』から遠鉄バスで7分。
『浜松城公園入り口』下車、浜松城公園の隣に立つ『ホテルコンコルド浜松』 へやって参りました。
さて私が取材するのは家康くんと一日中一緒に過ごすことができる客室『出世大名 家康くんルーム』です。
昨今の歴史ブームにより、ホテルの隣にある浜松城も年々訪問者が増えている。
「この部屋は、ホテルコンコルド浜松が主催した浜松市内専門学校とのコラボ企画「ホテル商品企画アイデアコン
テスト」で優秀賞を受賞した作品を、ミーティングを重ねて商品化したものです。歴史ブームに対して何かできな
いかという考えもありました。」と家康くんルームが誕生した経緯を下田さんは言う。
家康くんルームに入ってみると、家康くん人形がお出迎え。
パっと周りを見ただけでもたくさんの家康くんが目に入ってくる。
たとえば枕やベッド。そしてソファの上にも。
また、家康くんルームに宿泊すると、巾着袋、煎餅、メモ帳、鉛筆、ガイドブックなどの家康くんグッズを
いただけるのです。
まさに家康くんづくしの部屋。 家康くんファンには願ってもないプランですね。
家康くんは「出世運を授けることができる」という特殊な能力を持っている。
入室早々、両手をあわせ出世パワーをもらおうと全力の私。
「お前にはやらん。」という声が頭の中に響いたような気がしました。
浴室をのぞけば、カーテンにも家康くんがいる。
「家康くんルームの魅力って何ですか?」と聞くと、「家康くんに囲まれて宿泊することができるという点ですね。
そして・・・。」と言い、カーテンをサッと開く。
「窓から浜松城がご覧いただけるという点も魅力です。」と下田さん。
浜松城を眺めながら、家康くん煎餅をかじりお茶を一杯。
それだけでもなんだか出世運をもらった気がしますよね!
ちなみに浜松城への入場券もプレゼントされますので、出世運をもらいに行くのもよいかもしれません。
先程の部屋は赤を基調とした『紅葉(もみじ)』というタイプでした。
『若草(わかくさ)』という 緑を基調とした部屋もあり、浜松城の紅葉と緑の美しさを表現しています。
また、食事も家康にちなんだものを用意されていました。
「出世大名膳 家康くん」もその1つで、家康の好物「タイ」、「ナス」、「浜納豆」等を使ったメニュー。
家康くんルームに宿泊した場合、通常価格から1,000円割引された価格でいただくことができる。
まさに、いたせりつくせり家康くんづくし。
「ぜひ一度たくさんの家康くんを見に来てください。」と下田さん。
「お持ち帰りのアメニティもあるので、お子様連れのご家族にもおすすめです。」と鈴木さん。
家康くんからパワーをもらい、次なる取材場所へ向かいます。
・・・
さて、続いては遠州鉄道『新浜松駅』から歩いてすぐの『ホテルセンチュリーイン浜松』に来ました。
なんでも鉄道ファンに嬉しい『FPルーム』という部屋があるのだとか。
鉄道にあまり詳しくない私は「FPルームってなんだろう」と興味津々。
▲ ホテルセンチュリーイン浜松の支配人 伊藤真理さん
FPルームに入ると目の前には壮大なジオラマが広がりました。
FPルームは平成22年12月6日にオープンした、宿泊する方だけではなく、誰でも気軽に入ることができる部屋です。
つまり、客室ではなく、一般に開放された展示室というわけですね。
「FPルームのFPって何の略なのですか?」と聞くと、「FPのFは鉄の元素記号Feと自由に遊べるFree、
Pは個人という意味のPersonや遊ぶという意味のPlayに由来しています。また、私は『SP』という映画が好きでして、
それらを掛け合わせてFPという部屋の名前になりました。」と名前の由来を話していただきました。
「浜松市は鉄道の街。鉄道ファンにとっては最高のロケーションです。そこから発想を得て、現在のFPルームが
できました。」と伊藤さん。
FPルームでは車両を借りて走らせることもできます。
マイ車両を持ち込むこともでき、家でジオラマを作れない鉄道ファンにとって嬉しい話。
ジオラマにある建物は実際の寸法をもとに、精巧に再現されており、駅や列車の上部は意図的に汚しているなど、
よりリアルなものとなっています。
そんな街中で自分の列車を走らせることができるのは、興奮しますね。
伊藤さんにFPルームの魅力を伺ってみました。
「ジオラマを囲うプラスチックのケースがなく、マイ車両を持ち込むことができるため、自由に自分の車両を撮影したい
鉄道ファンにとっては魅力だと思います。また、窓からは本物の列車を見ることができますから、お茶を飲みながら
電車が走っている様子を見ることもでき、楽しむことができます。」と伊藤さん。
精巧なジオラマを見た後に、実際の風景を見ると、どちらが本物か分からなくなりますね。
窓を開けると、東海道本線の風景が広がります。
線路を舗装している様子もたまに見られるそうですよ。
本物に忠実な操縦機(?)を使って、列車を運転することができます。
ホームの定位置に列車をピタリと止めるのが、なかなか難しい!
たまにJR関係の方や車掌さんが、本物のグローブや帽子を被って運転しに来ることもあるそうです。
また、週末は電車好きのお子さんが親御さんと一緒に遊びに来ることが多いとのことでした。
見るだけではなく、自分で運転できるのは楽しいですからね!
ジオラマを見てマイ車両も操縦でき、外を見てドクターイエローが通るかドキドキしている。
そんな楽しみ方もいいですね!
浜松に来たら家康くんルームで出世運をもらい、FPルームでジオラマを楽しむ。
なんだか楽しい旅になりそうです。
私も一人旅してみようかな。
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!※この記事は2013年5月に公開しました
『ホテルコンコルド浜松』
所在地 : 静岡県浜松市中区元城町109-18
Tel. : 053-457-1111
URL : http://www.concorde.co.jp/
『ホテルセンチュリーイン浜松』
所在地 : 静岡県浜松市中区鍛冶町1-2 かじ町プラザ6F
Tel. : 053-455-0118
URL : http://www.hotelcentury-inn.jp/
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